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NHKドラマ「聖女」最終回の感想:悪女か?聖女か? [ドラマ]

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NHKドラマ「聖女」はとうとう最終回を迎えてしまいました。

見逃してしまった方は、地上波最後の「再放送」がありますので、今度こそお見逃しなく。

さて、「最終回」を見終えての感想ですが、結局のところ基子が「悪女」か?「聖女」か?については意見が別れると思います。

また、ラストに納得いかなかった方も多くいたようですね。





「悪女」の部分は解かり易く描けていると思いましたが、どのあたりが「聖女」なのかは今一つ解かり辛かったです。

基子(まりあ)が、カトリック信者の女性がミサでかぶるベールを被って教会に居たシーンと、いつも着ている白い服やプラクセデスの絵。

それと、いつも「聖女」なりたいと願っていること。

それ以外はあまり”聖女感”が出ていなかった様に思います。

病室での基子の「自分以外の誰かの幸せを願える気持ちがあったんだ・・・」と人の幸せを祈れたから「聖女」ですと言うのは微妙。

それとも、最愛の人の眼前で浪間に消え、基子は「天に召されて聖女」となった?



最後には、不幸な生い立ちで、最愛の人とも結ばれず、失明になったあげく死ぬってどこまで哀しい人生なんだろうと思ってしまいました。

確かに、最後で基子を死なせてしまうのは、後々にもめ事を残さず、都合のいい終わり方ですが、少々後味が悪いので、他の終わり方にして欲しかった。


かろうじて、晴樹を愛する苦しさを通じ、心から自分の罪を悔い、償いたいと思うに至ったことだけは救いかもしれない。



「再放送」は10月14日(火)午前1時40分(月曜深夜)



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