ああ、ヤッパリ「最終回」で”基子”(広末涼子)は死んでしまったのか~
と思っている読者のみなさん。
基子は、なんと地元のサーファーに拾われて、海辺の街で暮らしているという、私の好きな物語に作り替えてしまいました。
入水自殺と言っても、いっきに深みにハマってしまい、カレント(離岸流)に流されて沖に持って行かれないと逆に押し戻されてしまい、そう簡単には死ねないんですね。
むしろ、”死にたくない”ともがけばもがくほど塩水を呑んでしまい、苦しい思いをします。
かえって”死のう”と思って、力が抜けて自然体でいると不思議と体が波にもまれている状況に順応して、おぼれることは少ないのです。
ロケで最初の海は鎌倉の稲村から姥ヶ谷あたりでしたが、あそこはリーフと言って海底が砂地ではなく、岩場なんですね。
あそこを歩いて沖に出ようとすると裸足では足を怪我してしまいます。
入水に選んだ海岸は、基子が購入した白い家がある千葉の海岸でそれも外房の九十九里の一角です。
九十九里の砂浜は最近後退しているのが問題になってはいますが、元来は遠浅ですのでかなり沖まで行かないと頭までズッポリ沈み込みません。
イキナリ基子の頭が波間に沈んだのは、”一瞬”だけ「(広末さん)かがみとこんでください!」とキューがかかったのでしょう。
撮影のネタバレはそんなところだと思います。
物語の続きとしては、「地元のサーファーに助けられて」海辺の漁師町でひっそりと暮らします。
そして、基子は翌年の早い夏の初めに女の子を授かります。
白い家で編みかけの赤ん坊の靴下はその子供のためのものだったのです。
そう、実はその子は晴樹との間に出来た子供だったのです。
10年の歳月が経過し、”あの海”の海岸線に沿った道を、母親らしき女性の車椅子を押している女の子の姿がありました。
女性はその女の子に向かってなにやら話し掛けています。
「”まりあ”ちゃん、とても気持ちの良い潮風ね・・・」
女の子もそれに応え「お母様、”本当のお父様”に会えるなんて、”まりあ”嬉しい!」
いっとき、母親は車椅子を止めるように右手を差し出しました。
そして、瞳はなにやら懐かしそうに一点にとどまり、女の子の支えられた手が人工石で出来たベンチ置かれます。
そして見えない眼を閉じ、何かをな懐かしく思い出すような笑顔を見せます。
”まりあ”と呼ばれていた女の子も笑顔で応えます。
その後もなにやら楽しげな会話を交わしながら、母娘は遠ざかっていきました・・・
とさ・・・
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2014-10-17 00:57
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